ES・志望動機対策

🌸ESの添削でよくあるミス5選|先輩のリアル体験談

🚫「何度も書き直しているのに通過しない…」そのES、本当に大丈夫ですか?

 

エントリーシート(ES)の作成は、就職活動の最初の関門であり、最も時間を要する作業の一つですよね。
時間をかけて作成し、何度も読み直して「完璧!」と思っても、なかなか書類選考を通過できずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

  • 「ESに書くネタは悪くないはずなのに、なぜか評価されない…」

  • 「文字数を埋めるのに必死で、伝えたいことが伝わっているか不安…」

  • 「自己PRとガクチカで、話に一貫性がない気がする…」

分かります。ESは、あなた自身の経験を「企業が欲しい人材の物語」として、紙面上でプレゼンテーションする重要なツールです。

しかし、多くの就活生が、無意識のうちに「面接官に響かない書き方」をしてしまい、せっかくの素晴らしい経験を台無しにしてしまっているケースを、
私たち先輩ライターは数多く見てきました。

企業がESで見ているのは、単なる「頑張った経験」ではありません。

彼らは、あなたの文章の裏にある**「論理的な思考力」「課題解決のプロセス」「入社後の活躍の再現性」**を読み取ろうとしています。

この記事では、私たちとなキャリの先輩ライターが、多くの学生のES添削で「これはもったいない!」と毎回感じる「ESでよくある失敗ミス5選」を、具体的な体験談と改善策とともに深く掘り下げて解説していきます。

  • 多くの学生が陥る「抽象的な表現」の罠とその直し方

  • 評価されない「結果」重視のESから「プロセス」重視への転換法

  • 複数の設問間での「一貫性」を持たせるための自己分析フレーム

  • 企業に刺さるESを作成するための、具体的な論理構築テクニック

この記事を読み終える頃には、あなたのESは、面接官が思わず「会ってみたい!」と感じる、説得力に満ちたものに生まれ変わっているはずですよ。


❌ES添削でよくあるミス5選とその心理的背景

 

ミス1:抽象的な「誰でも言える強み」で終わっている

 

失敗の構造

 

最も多いのが、「私の強みは協調性です」「真面目に努力できます」といった、具体性のない抽象的な言葉で自己PRを終わらせてしまうパターンです。

  • 採用側の心理:

「協調性は社会人として当然の要素。具体的に『どのような状況で』『何を解決したか』がなければ、本当に強みと言えるか判断できない。」

「他の学生も皆同じことを書いている。この人の個性や具体的なスキルが全く見えてこない。」

抽象的な言葉は、面接官にあなたの行動をイメージさせることができません。結果、「内容が薄い」「自己評価が高いだけ」と判断されてしまいます。

改善法:強みを「具体的な行動特性」に分解する

 

抽象的な強みを、それが発揮された「行動」と「結果」に基づき、具体的なスキル名に変換し、エピソードで裏付けましょう。

  • 「協調性」→「多様な意見を統合し、共通目標へ導くファシリテーション能力」

  • 「努力家」→「目標達成に向けて、長期的な計画を見直し続けるPDCAサイクル実行力」

改善後のOK例(協調性の分解): 「私の強みは、異なる意見を統合し、共通目標へ導くファシリテーション能力です。アルバイトのチーム会議で意見対立が起きた際、私は感情論ではなく、まず『現状のデータ』を共有し、全員が同じ土俵で話せる状況を作り出しました。その結果、議論を本質的な課題解決へと導き、目標達成率を20%改善できました。」

ミス2:事実の羅列で「学び」や「気づき」がない

 

失敗の構造

 

ESの大部分が、「サークルで〇〇をしました」「アルバイトで〇〇に取り組みました」といった、単なる活動内容の紹介(事実の羅列)で終わってしまうパターンです。

  • 採用側の心理:

「活動の内容自体は理解できたが、この経験から、この学生が『何を学び』『どのように成長し』『次にどう活かすか』という点が全く伝わってこない。」

「再現性が見えない。入社後に同じ問題に直面した時、この人は自力で乗り越えられるのだろうか?」

企業が知りたいのは、あなたの「経験」ではなく、その経験を通じた「内省力(振り返り力)」と「応用力」です。

改善法:エピソードに「課題→行動→内省(学び)」のフローを組み込む

 

事実の羅列ではなく、必ずSTAR(状況・課題・行動・結果)に続く「内省」と「再現性」を加えましょう。

  • 課題設定:なぜそれに取り組む必要があったか?

  • 独自の行動:その中で、あなた固有の工夫は何だったか?

  • 内省(学び):この経験を通じて、自身の考え方や行動で何が変わったか?

OKな内省例: 「この経験から、目標達成には『個人の努力』だけでなく、『情報の透明性』が不可欠であると学びました。貴社に入社後も、この学びを活かし、チームの進捗状況をオープンにすることで、円滑なプロジェクト推進に貢献したいと考えております。」

ミス3:質問の意図と回答がズレている

 

失敗の構造

 

設問を斜め読みしたり、自分が伝えたいことを優先したりして、企業が聞きたいことと回答が微妙にズレてしまうパターンです。特に深掘り系の質問で起こりがちです。

  • 企業が聞きたいこと:「あなたがチームに貢献した具体的な役割は何ですか?」

  • 学生の回答:「チーム全員で協力して頑張り、目標を達成できました。」

  • 採用側の心理:

「質問に答えていない。この学生は、指示や質問の意図を正確に把握する能力に欠けているのではないか?」

「質問に答えられないのは、その経験において、この学生に固有の役割がなかったからではないか?」

ESは、質問に対して一対一で正確に答える「コミュニケーション能力」のテストでもあります。

改善法:質問の「核となるキーワード」を正確に捉える

 

質問文を分解し、企業が本当に聞きたい「核」となるキーワード(例:貢献した具体的な役割、最も苦労した点、失敗から学んだこと)をアンダーラインを引きながら確認しましょう。

  • 核が「具体的な役割」なら、回答の結論を「私は、チームのモチベーションを維持する『ムードメーカー』の役割を担いました」のように、具体的な役割名から始めましょう。

  • 核が「失敗から学んだこと」なら、成功体験ではなく、失敗のエピソードをメインに持ってくるべきです。

ミス4:「志望動機」が「企業へのラブレター」で終わっている

 

失敗の構造

 

志望動機で、「御社の〇〇という事業に魅力を感じました」「御社の社風に惹かれました」といった、企業を褒める言葉や憧れだけで終わってしまうパターンです。

  • 採用側の心理:

「企業を褒めてくれて嬉しいが、それは『入社したい理由』であって、『採用すべき理由』ではない。うちで何をしてくれるのか?」

「他社でも通用するような、薄い志望動機だな。うちの会社への理解が浅いのではないか?」

志望動機で必要なのは、「あなたが入社して、企業にどんなメリットをもたらすか」という貢献の意志と、その根拠です。

改善法:「企業への共感」と「自分の貢献」を接続する

 

志望動機は、以下の3つの要素で構成しましょう。この接続ができて初めて、企業はあなたを採用する理由を見出します。

    1. 企業への共感:御社が目指す〇〇という理念に強く共感しています。

    1. 課題認識:しかし、現在の市場では△△という課題があると考えます。

    1. 貢献意欲(解決策):私の持つ☆☆という強み(過去の経験)を活かし、この課題を解決することで、御社の目標達成に貢献できます。

OKな貢献意欲の例: 「貴社が掲げる『地域社会との共存』という理念に強く共感しています。私は、大学で地域活性化のボランティア経験を通じ、地元のニーズをきめ細かくヒアリングする力を培いました。このヒアリング力を活かし、貴社の地域密着型店舗で、潜在的な顧客ニーズを掘り起こすことで、地域とのエンゲージメント向上に貢献したいです。」

ミス5:ES全体の「一貫性」が崩れている

 

失敗の構造

 

自己PRで「粘り強さ」をアピールし、ガクチカでは「チームワークの良さ」をアピールし、志望動機では「新しい挑戦への意欲」をアピールするなど、設問間で話の軸がバラバラになってしまうパターンです。

  • 採用側の心理:

「結局、この学生の一番の強みは何なんだろう?話に一貫性がないと、自己分析が浅いか、都合の良いことを言っているだけに見えてしまう。」

「面接で深く掘り下げたら、話が矛盾するのではないか?」

ESは、一つの「あなたという人間」のプロモーション資料です。すべての設問が、あなたの「核となる強み」を裏付ける構造でなければなりません。

改善法:「強みの中心軸」を明確化し、全てのエピソードを接続する

 

ESを書き始める前に、自己分析を通じて「自分の核となる強み(センターピン)」を一つに絞りましょう。

  • 例:核となる強み=「目標達成に向けた分析力」

  • 自己PR:「分析に基づいた計画力」

  • ガクチカ:「分析を通じて課題の本質を特定し、チームを導いた経験」

  • 志望動機:「貴社の市場を分析し、自分の分析力をどう活かすか」

このように、すべての回答を一つの軸に沿って展開することで、ES全体に「説得力のある一貫性」が生まれます。面接官は、あなたのことを「〇〇な人だ」とたった一言で理解できるようになります。


🔬【論理構築編】面接官の心を掴むSTARとPREPの融合

 

ESの各エピソードの質を高めるためには、フレームワークを理解し、完璧に使いこなすことが必要です。特に重要なのが「STAR(スター)法」と「PREP(プレップ)法」の融合です。

1. STAR法でエピソードの具体性を高める

 

STAR法は、あなたの行動を具体的なプロセスで説明するためのフレームワークです。

  • S (Situation):状況。いつ、どこで、どんな環境だったか。(背景を共有)

  • T (Task/Target):課題。その状況下で、どんな問題や目標があったか。(課題を明確化)

  • A (Action):行動。その課題に対し、あなたが独自に何をしたか。(ここが最も重要)

  • R (Result):結果。行動によって、どのような成果や変化があったか。(数値を提示)

ESの文字数が少ない場合は、「S」と「T」を合わせて簡潔に1文で述べ、「A(行動)」に最も多くの文字数を割くことを意識しましょう。

2. PREP法で文章の論理性を保証する

 

ES全体や、各段落の冒頭では、PREP法(結論から話す)を意識しましょう。

  • P (Point):結論。最も伝えたい強みを先に述べる。

  • R (Reason):理由。なぜそれが強みと言えるのか、その根拠を簡潔に述べる。

  • E (Example):具体例。STAR法で具体的に裏付ける。

  • P (Point-Reiteration):再結論。この経験を入社後にどう活かすかという「再現性」で締める。

ESを提出する前に、必ず「最初に結論が書いてあるか?」「結論を読んだだけで、筆者が何を伝えたいか理解できるか?」をチェックしましょう。

3. 先輩ライターのリアル添削体験談:論理の穴を埋める

 

私が添削を担当した学生さんで、「ボランティアで孤児院のイベントを成功させた」という素晴らしい経験を持つ方がいました。しかし、最初のESは全く通過しませんでした。

先輩ライターの添削体験: 失敗ESの構造:「頑張って協力し、イベント来場者が過去最高になりました。」

💡私が指摘した論理の穴: 「頑張った」という精神論ではなく、**『来場者数を増やすために、具体的に何を分析し、何を仕組み化したのか?』**という『思考のプロセス』が抜けている。

改善ESの構造:「来場者数を増やすため、過去のSNS投稿データを分析し(課題発見)、最も反響の大きかった『共感ストーリー型投稿』に注力する仕組みを導入しました(独自の行動)。結果、前年比150%の来場者を達成しました(結果)。」

💡結果: このように、『精神論』を『具体的な分析と論理的行動』に変換した途端、書類選考の通過率が劇的に向上し、難関企業からも内定を得ることができました。


🎯【実践テクニック編】ESの質をワンランク上げる方法

 

ESの完成度を最終的に高めるための、具体的なテクニックをいくつかご紹介します。

1. 「企業が使う言葉」で自己PRを翻訳する

 

ESは、企業が求める人材像にあなたの経験を「翻訳」して伝える作業です。企業研究で使われているキーワードを意識的に使いましょう。

  • 企業が「チャレンジ精神」を重視している場合:

    • ESのキーワードを「失敗を恐れない行動力」「未経験の分野への積極的な参画」などに翻訳する。

  • 企業が「顧客志向」を重視している場合:

    • ESのキーワードを「潜在ニーズのヒアリング力」「相手の期待を超える付加価値の提供」などに翻訳する。

2. 「定量的な表現」で客観性を高める

 

あなたの貢献度を客観的に示すには、必ず「数値」を使いましょう。「一生懸命頑張った」は主観ですが、「売上を1.5倍にした」「満足度を90%に上げた」「作業時間を30分短縮した」は客観的な事実です。

  • 数値化のヒント:

    • 規模:〇人チームの中で、〇〇万円の予算で

    • 変化:前年比〇〇%増、〇ヶ月で改善

    • 頻度:週に〇回、毎日〇〇時間

3. 「です・ます調」と「常体(だ・である調)」の使い分け

 

ESは基本的に丁寧な「です・ます調」で記述しますが、主張や結論を強調したい部分や、ガクチカの経験を語る時の行動の部分では、一時的に「だ・である調」(常体)を使うことで、文章にメリハリがつき、説得力が増す場合があります。ただし、統一感を優先する企業も多いため、混在させる際は注意が必要です。

OKな使い分け例: 「この経験から、私は『目標達成に必要なデータ分析能力』を習得しました。(です・ます調)」 「具体的には、過去の顧客データをすべて集計し、購買傾向を分析した。その結果、新たなターゲット層を発見し、営業戦略を修正した。(だ・である調)」

4. 提出前の「3つのチェックリスト」

 

ESを提出する直前に、必ず以下の3点を確認しましょう。

    1. 企業名、募集職種名が正しいか?(企業名は正式名称で、略称を使わない)

    1. 誤字脱字、文法のミスはないか?(声に出して読むとミスを見つけやすい)

    1. 文字数が9割以上埋まっているか?(空白が多いと、熱意や準備不足と見なされる)


💖ES添削を制する者が就活を制する!

 

ES作成は、自己分析と企業分析を論理的に結びつける、最も頭を使う作業です。ここで手を抜くと、その後の面接対策の土台も崩れてしまいます。

1. 「客観的な視点」の必要性

 

自分一人で書いたESは、どうしても自己満足に陥りがちです。自分の経験や強みは、自分にとって「当たり前」であるため、それが企業にとってどれほど価値があるか、客観的に判断できません。

  • 添削の重要性:ESをプロの第三者に添削してもらうことで、「このエピソードは、なぜ企業に刺さるのか?」「この表現は抽象的ではないか?」といった客観的なフィードバックを受けることができます。

2. プロに頼むメリット

 

私たちのような先輩ライターは、ESの添削を数多く経験していますが、ES作成の専門家であるキャリアエージェントを活用することは、効率的かつ質の高いES作成への近道です。

  • エージェントのメリット:

    • 企業の採用トレンドや、その企業が求める人物像に合わせた「刺さる表現」を熟知している。

    • 複数回の添削を通じて、あなたのESの論理性を徹底的に高めてくれる。

    • ES対策と並行して、面接対策の方向性までアドバイスしてくれる。

ESの通過率が上がれば、次のステップである面接に進める機会が増え、内定獲得の確率も飛躍的に向上します。ES作成に悩んでいるなら、ぜひプロのサポートを受けてみましょう。


💡まとめ:あなたの経験を「採用すべき理由」に変える

 

ESの添削でよくあるミスは、ほとんどが「論理性の欠如」と「自己満足的な表現」に集約されます。

  • ミス1:抽象的な強み → 具体的な行動特性に分解する。

  • ミス2:事実の羅列 → 課題→行動→内省のフローを加える。

  • ミス3:質問のズレ → 質問の核を正確に捉えてから回答する。

  • ミス4:企業への憧れ → 自分の強みと企業の課題を接続し、貢献意欲を示す。

  • ミス5:一貫性の欠如 → 核となる強みを一つに絞り、全体を統一する。

ESは、あなたの経験を「企業があなたを採用すべき明確な理由」に変えるための、戦略的な文章です。今日学んだテクニックをすぐにESに反映し、あなたの最高の魅力を面接官に伝えられるようブラッシュアップしていきましょう。

あなたのESが、次のステップへの扉を開く鍵となることを心から応援しています!

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